2018年9月16日日曜日

2018年09月16日 東洋精機クロシオリール

先日、静岡県沼津方面へ日帰り出張。

今回は車移動につき

あらかじめナビで経路を確認。


目的地と高速の出入口までの地図を見ると

魔界がいくつか。



沼津エリアは

駿河湾にも近く芦ノ湖や富士五胡にも近い。

温泉もあるしで釣り人には最高な地域だ。




出張先での仕事を片付けた帰り道。

休憩がてら魔界に立ち寄る。

品揃えは当然地域性を反映しているので

面白い。



ふとリールの棚を見ていると

いくつかダイレクトリールっぽい商品が並んでいて

Kurosioと刻印がある。








































どれも青さびが浮いていて汚いが

ピカールとかで磨けば綺麗になりそう。




ただレベルワインダーなどの現代的な機能は全くなく

値段もあって無いような物で

1,000円前後。


余程の変わり者でなければ

わざわざ買わないと思われるが

そこはsakanazuki

一番汚いリールを購入。






























何に使うのか? と問われると困るが

繰り返しのキャスティングを伴わない

餌釣りなら使えそうである。



とりあえず購入し持ち帰った。

















翌日、金属磨きで錆を落としにかかるが

なかなか一筋縄では取れない。

更に

ある程度磨いたところでふと気づいた。

ハンドルを巻く方向と同じ方向にスプールが回る。

要は通常の様に糸を巻けないのだ。

ちょうどフライリールと同じ構造。

フライロッドに付ける事は可能だし

スプールの糸巻量も充分あるが

フライリールとして使うには重い。



なんとも一癖も二癖もあるリールであるが

歴史は古く

沼津の工場で製造されていたリールであるらしい。

昭和30から40年代の販売で当時は名機だった模様。


一旦分解して脱脂してみた。

内部ギアなどはとりあえず大丈夫なようだ。









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